皆さま、こんにちは☆
大変遅くなりましたが、
リクエストをいただきました制作工程についての記事を
書きたいと思います。
と言っても、全然大したことない内容です^^;
「こんなテキトーなのか!」
と呆れられてしまいそうな気もしますが、
まぁ、いっか←
『神話-黒の書-』と他の作品では
若干工程が異なりますので、
今回は黒の書以外の作品の制作工程を
記事にしたいと思います~。
(1)ネタ作成(所要時間:無限)ネタは通勤中や就寝前布団の中でモゾモゾやっているときに
浮かんだ妄想がほとんどです。
長編作品の場合は、他の方(プロアマ問わず)の作品を拝見して、
「私がこの設定で漫画描くならこういう展開&結末にするな~」
というところから妄想が始まることが多いです。
ネタ帳は学生時代は授業中にコソコソ描き溜めてましたが、
社会人になってからは頭の中に収納しておくだけですね。
なので「いつか描こう」で、
そのまま消えていってしまうネタも数多くあります。
(2)プロット作成(所要時間:仕事の合間w)これは、仕事の休み時間や手が空いている時間を利用して作成してますw
PCのメモ帳を利用して、↓こんな感じで作品の流れを入力していきます。
(3)ネーム作成(所要時間:1ページ5分程度)1話分まとめてネームを作成することもあれば、
数ページごとに作成することもあります。
今は後者の方が多いです。
ネームと言っても↓こんな感じで、ほとんど落書き状態です。
A4のコピー用紙にシャーペンで殴り描きます。
私にしか解読できませんw
ネームはそのページが完成したら捨ててしまいます。
(こんな落書き取っておいてもね^^;)
(4)下書き(所要時間:1ページ1時間)下書きまではアナログ作業です。
紙に鉛筆(シャーペン)で描く感触と、
鉛筆でしか出せない独特の雰囲気が好きなので、
なかなかデジタル移行できないでいます。
ペン入れはしないので、主線をできるだけキレイに残すために、
まずA4のコピー用紙にラフ画を描いて、
それをトレースして漫画用原稿用紙に下書きしていきます。
ラフ画
ラフ画をトレース台でトレースしてできたのが↓この線画
下書きは一応ファイルに入れて保管しています。
なんか、捨てられないの。。。(;=▽=)←無駄に溜め込むタイプ
最近置き場所がなくなってきて、本気で困っています;;
(5)デジタル編集(所要時間:1ページ1~2時間)下書きをスキャンして、色調補正・ゴミ消しをして、
線画として漫画編集ソフトに取り込みます。
私が使用しているのはデリータのCG Illusutratorというソフト。
コミスタを使ってみたいな~という気持ちはあるんですが、
新しいソフトに変えたら慣れるまでに時間がかかるかも、
と思ってしまって、なかなか乗り換えができません^^;
線画補正後
黒ベタ・トーン貼りをし
背景処理をして
セリフを入れて完成
モノローグや効果音は、文字が見えやすいように
さらにPhotoshopで加工したりします。
今回例に挙げたページでは「言い逃げ」って文字が
そのままだと見にくいのでフォトショでちょこっと
加工して、最終的な完成図が↓こんな感じです。
まぁ、一通りこんな感じです^^
こんなんでよかったかな?;;
「ここの部分、もうちょっと詳しく!」
などあれば、サイトのWEB拍手・BBS等で
ご質問いただければと思います。
次回は、『神話-黒の書-』の制作工程を
ご紹介しようと思いまっす( ̄^ ̄ゝ
あんまり大差ないっすけどw