皆さま、こんにちは～＾＾
先週ヱヴァＱを観てきましたっ(｀・ω・´)
のでレビューというか単なる感想文というか。
興味ない方はスルーしちゃってくださいｗ
ネタバレはありません。
相変わらずの「え！？そんな、まさか！？Σ(┘□ﾟ└)」
という展開で驚かされました～。
他の方のレビュー見ると、賛否両論。。。
というか「あんなのエヴァじゃない！」「史上最悪の駄作！」
って声の方が多いのかな。。。＾＾；
まぁ、確かに、「エヴァじゃない」とは思いました。
そして、「何が何だかさっぱりだよ！」とも思いました。
でもいろいろな方の解釈を目にして、
だんだん「なるほどなるほど」と自分なりに消化できてきました。
それを踏まえた上で、また観に行こうかな。。。ｗ
次の完結編でもこのままの流れで進んで、
解釈のための選択肢も示されず、謎が謎のままの鬱エンドだったら、
それは確かに「史上最悪の駄作」だと思います。
「完結編」と銘打っておいて旧作の二の舞はねぇ。。。；；
けど。
まだ全四部作の三部目じゃん＾＾；
とも思うんですよね。
結論を出すのはまだ早いかなって。
そして観た後、「あれはどういう意味だったんだろう」って
自分で考えることもせずに、
「答えを教えてくれない作品だからこれは駄作だ」と言ってる人に、
「エヴァって、あれこれ考えて、
自分なりに消化して楽しむ作品じゃん？」と言いたい。
たとえ「今回はちゃんと完結させるよ！」と宣言しているとしても、
その作風は変わらず根底にあると思います。
解釈はひとつだけじゃない。
手取り足取りガイドはしないよ。
自分自身で答えを見つけて欲しい。
そんな手法を取ったのは、
エヴァが最初だったんじゃないかなと思います。
私が知る限りでは。
そこが私がエヴァを好きな一番の理由でもあります。
中には「あんな鬱作品のどこが面白いの？」とか
「何が言いたいのか意味不明」「制作側のエゴの産物」と思われて、
エヴァが好きじゃない方もいらっしゃるでしょうね。
それは人それぞれ価値観が違うので仕方ないです。
私はエヴァの、
セリフの一言一言が制作側の緻密な計算の上に成り立っていて、
表面上の意味だけではなく実は裏解釈があったり、
細部にまでこだわった伏線なんかも、
複数回観ると最初と違う印象に見えたりして、
何度も楽しめるところも好きでした。
セリフがない時間が多いのも、
精神世界の描写が多いのも、エヴァの特徴ですよね。
直接的ではなく抽象的・感覚的な表現が多いというか。
そういうのも、私は好きだったな～。
考えながら観るのが好きなんでしょうねｗ
だから、ＴＶ版の最終話も、あれはあれでストンと
心の中に落ちてきて自分なりに消化できました。
シンジとアスカだけが生き残るという
旧劇場版のかなり鬱なラストも受け入れられました。
あのエヴァの世界を再構築し、
ハッピーエンドで完結させる新劇場版が公開されると知って、
オリジナルが好きだった私もとっても楽しみにしていました。
そんなファンが多いからこそ、
ヱヴァＱの展開は「なんじゃこりゃーーー！！」と
驚愕＆激怒＆失望された方が多かったんでしょうねぇ。
確かにあそこから残り一部作で大団円へ持っていくには
どんな離れ業を駆使しても不可能な気がする；；
夢オチにするとか、Ｑそのものを捨て駒にでもしない限り；；
でもでも、何度も言いますが、全四部作の三部目ですから；；
同じく作品を創作する者として、
完結していない作品の良し悪しを途中で判断するのは
ちょっと厳しいな～って思っちゃうんですよね＾＾；
どの段階でも観てくれる人を楽しませることができる作品もすごいですけど、
途中「え…微妙…」「？？？」とか思っていたのに、
最後の最後で「そうだったんだ～！」「鳥肌立った！！」って
衝撃を与える作品もすごいと思うんですよ～。
私が目指してるのはそんな作品です←
まぁ、私の作品のことは置いておいて、
エヴァの新劇場版はそんな完結の仕方になるんじゃないかな～と
私は期待してるんです。
何も考えずに行き当たりばったりで制作していて、
これまでのストーリーから矛盾した展開になったりしたら
途中で「駄作」って判断されても仕方ないですけど、
計算した上での衝撃展開、脱線なんかは、
完結して初めて効果を発揮するものだと思うんで。。。
エヴァだったら、庵野監督だったら、
「ただ、いつかやってみたいな～と思っていたことを
無理矢理エヴァで実現させちゃっただけだぜ～へっへ～」
ってことはないと思うんですよねぇ。。。
そう信じたい。。。
でも、妄信的なエヴァ信者でもないので、
その期待を裏切られたら私もブチキレると思いますけどｗｗｗ
完結編はいつ公開になるのかな～。
その日が待ち遠しくて仕方ないですっ(｀・ω・´)
